歩数→消費カロリー換算ツール
歩数・体重・身長・歩くペースからMETs法で正確な消費カロリーを計算。距離・時間・ごはん換算も。
歩数・体重・身長・歩くペースからMETs法で正確な消費カロリーを計算。距離・時間・ごはん換算も。
「1万歩で何kcal?」という質問はよくありますが、答えは体重・身長・歩くペースによって大きく変わります。本ツールは国際的に標準化された METs法 (代謝当量) に基づいて、より正確な消費カロリーを計算します。
運動強度を表す METs (Metabolic Equivalents) を使った世界標準の算出式です。
消費カロリー(kcal) = METs × 体重(kg) × 時間(h) × 1.05
1.05 という係数は「酸素消費1Lあたり約5kcal」という生理学的事実を反映したものです。例えば60kgの人が普通歩行(3.0 METs)を1時間行うと、3.0 × 60 × 1 × 1.05 = 189 kcal となります。
| ペース | 速度 | METs |
|---|---|---|
| ゆっくり散歩 | 3.2 km/h | 2.8 |
| 普通歩行 | 4.0 km/h | 3.0 |
| 速歩 | 5.6 km/h | 4.3 |
| 早歩き | 6.4 km/h | 5.0 |
| ジョギング | 8.0 km/h | 8.3 |
これらの値は Ainsworth らによる "2011 Compendium of Physical Activities" に基づくもので、世界中の研究者・栄養士が参照する標準値です。
歩数計や万歩計には「歩数」しか出ない場合が多いため、本ツールでは身長から歩幅を推定します。
歩幅(m) = 身長(m) × 0.45 (普通歩行)
速いペースほど歩幅は伸びるため、ペース別に係数を補正(0.40〜0.65)して計算しています。距離・時間が出れば METs法で消費カロリーが算出可能です。
「1日1万歩」は1960年代の日本企業の万歩計プロモーションが起源で、医学的根拠はそれほど強くありません。最新のメタ分析(Paluch AE et al., Lancet Public Health 2022)では、7000〜8000歩で死亡率低下効果がほぼ頭打ちになることが示されています。
厚労省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、成人で1日約8000歩(うち中強度歩行20分以上)、高齢者で1日約6000歩(うち中強度歩行15分以上)を目安としています。